特定技能2号は、より高度な技能と経験を持つ外国人材のための在留資格です。1号と比べて、長期就労が可能になり、家族の帯同も認められるなど、多くのメリットがあります。
この記事では、農業分野で1号から2号への変更を希望する方に向けて、必要な要件や手続きを分かりやすく解説します。
2号で求められる「熟練した技能」とは?
2号取得の第一関門は、「熟練した技能」を持っていることの証明です。農業分野では、1号で培った経験に加え、管理業務を担えるレベルの知識と技能が求められます。
具体的には、以下の能力が必要です。
- 耕種農業: 栽培管理、農産物の集出荷・選別など、幅広い業務をこなせること。
- 畜産農業: 飼養管理、畜産物の集出荷・選別など、家畜の飼育から出荷までの一連の業務を理解していること。
- 管理業務: 作業工程の管理、複数作業員の指導・監督など、リーダーシップを発揮できること。
これらの能力を測るために、技能測定試験が実施されます。試験は筆記と実技からなり、農業に関する専門知識や技術、問題解決能力などが問われます。しっかりと準備しておきましょう。
試験だけじゃない!必要な「実務経験」
2号取得には、試験合格に加えて、一定期間の実務経験が必要です。畜産農業の場合、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 複数の従業員を指導・監督しながら、畜産農作業に従事した経験が2年以上ある。
- 現場で3年以上の実務経験がある。
ポイント
- 指導・監督する作業員の国籍や職責は問われません。
- 畜産の特性上、指導を行わない期間が含まれていても問題ありません。
- 実務経験は、家畜の個体や畜舎環境の変化に対応できる能力を身につけていることが重要です。
実務経験を証明する書類
技能測定試験の受験には、実務経験を証明する書類として、以下の2点を全国農業会議所に提出する必要があります。
- 「2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書」:雇用主が作成する書類で、雇用期間、職務内容、指導・監督の経験などを具体的に記載します。←作成責任者の署名が必要
- 「誓約書」:証明書の内容が真実であることを誓約する書類です。←本人の記名が必要
これらの書類は、全国農業会議所で確認できます。
実はこの実務経験というのは海外での就労経験も含まれます。
海外での就労経験が反映された実務経験に関わる証明書を発行するためには、いくつかのポイントがあります。
この証明書を発行するためのノウハウは行政書士事務所きりんが持っています。
書類審査を通過すると、アプリケーションナンバーが発行されます。この番号を使って試験を予約しましょう。
2号取得のメリット
- 長期就労が可能: 更新回数に制限がなく、日本で長く働くことができます。
- 家族の帯同: 配偶者や子どもを日本に呼び寄せることができます。
- 収入アップ: 1号よりも高い賃金が期待できます。
- キャリアアップ: より責任のある立場で活躍することができます。
まとめ
特定技能2号は、日本の農業に貢献したいという意欲を持つ外国人材にとって、大きなチャンスです。試験対策はもちろんのこと、日々の業務を通して実務経験を積み、2号取得を目指しましょう。
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